この場をかりてお礼申しあげます。
本会は、この夏に新しい出版物『 みるみる日本ご? ~みるくとくるみの大ぼうけん』を発行いたしました。『365日のワークシート』に続く第二弾ですが、子どもたちが身を乗り出すような日本語学習ドリルとしての出版物です。
それから3ヶ月、予想を超えるたくさんのご注文やお問い合わせがあいつぎ、NHKの手話ニュース、日本聴力障害新聞、毎日新聞、 朝日新聞とマスメディアにも取り上げていただきました。
そして皆様のご支援のおかげにて、11月5日、午後11時に日本語ドリル『 みるみる日本ご 』の普及部数がちょうど3,000冊に達しました。各位のご支援に心から感謝の念を申しあげます。
ご購入くださった方は、ろう学校、難聴学級、通常の小中学校の支援学級、知的、発達障害、LD、など様々なニーズをかかえる支援学校や保護者の方々、学習塾、また外国籍の子どもの日本語学習を支援している団体、個人の方と、多岐に渡っています。
海を越えて、ハイチ、アメリカ等からお問い合わせくださった邦人もおられ、多くの方々がドリルに関心をお寄せくださっていることに、私たちの取り組みの意義と責任の重さをひしと感じております。
本書『 みるみる日本ご 』は、視覚的理解と説明のわかりやすさを前面に押し出した意味で、従来の日本語ドリルにはない独自の日本語習得のあり方を追求するものであり、それは、きこえない教員の今まで経験の積み重ねのたまものでもあります。このようなドリルが、様々なニーズに応えていけることに、私たちは大きな喜びを感じるところです。
今後も引き続き、本書を職場やお知り合いの方にご紹介いただくなど『 みるみる日本ご 』のさらなる普及にご協力いただきますよう お願い申しあげます。